新着情報
news

- 空間時間デザイナー
お仕事帰り、閉店間際にふらっとお立ち寄りくださったお客様がいました。お引越しを控えているとのことで、お話をさせていただきました。
新築マンションへのお引越しを予定されていましたが、家具選びはまだ何も決まっていない状態。コーディネートの楽しさや共通の趣味の話で盛り上がり、次回のご予約をいただきました。
「家具はできればおしゃれにしたい」という漠然としたご希望をお持ちだったため、これまであまり挑戦されてこなかったイタリアンモダンスタイルをご提案。KOINORやCalligarisなど、上質な家具を取り入れることで生まれる魅力や価値についてお話する中で、カーテンや他のお部屋のご案内もさせていただきました。
家具のお話はもちろんですが、私にとって特に印象に残っているのは、旦那様が「ものの価値」や「人との出会い」について、たくさんのお話をしてくださったことです。これまで家具にあまり価値を感じたことがなかったそうですが、私との会話を通じて、家具の持つ価値を感じてみたいと思ってくださったそうです。最後には、お互いのこれまでの人生について語り合うほど、充実した時間を過ごさせていただきました。
旦那様はギターがお好きで、今でもスタジオで演奏したり、仲間と集まったりして楽しまれています。私も以前ギターを弾いていたことがありましたが、当時はすっかり触れる機会がなくなっていました。そんな私に、「せっかく出来る事なのに、楽しいと思っていたことをやらなくなるのはもったいないよ」と声をかけてくださいました。その言葉をきっかけに、時間を作って何かに夢中になることの楽しさを改めて思い出すことができました。また、「良いものに触れていくことで、沢山の気づきが生まれ、感性が磨かれ、人生が豊かになっていく。家具を通して、そんなことを教えてもらった。」と、とても嬉しい言葉をいただきました。
家具の価値をお伝えするつもりが、私自身もお客様から多くのことを学ばせていただき、人生を豊かにするきっかけをいただいたように感じています。
家具を選ぶ時間だけでなく、人との出会いや会話そのものが、お客様の日常を豊かにするきっかけになる。そんな接客の魅力を改めて感じた、忘れられない出会いです。



